埼玉ビジネスウオッチで放送されました
▼概要
製造過程で発生する廃材を活用し、ゴミ箱「KAMIKA」を開発。
柔軟性のある紙素材と二層構造により、狭い空間にもフィットする実用性を実現しました。廃棄コストの削減と新たな価値創出に挑み続けています。
廃材から生まれた新発想のゴミ箱「KAMIKA」
埼玉県小川町にあるセキネシール工業は、和紙の技術をルーツに持ち、自動車部品に使われるガスケット材料などの特殊機能紙を製造する企業です。ガスケットとは、液体や気体の漏れを防ぐために部品の隙間を埋める重要な素材で、同社では約30種類を製造しています。
そんな同社が新たに開発したのが、廃材を活用したゴミ箱「KAMIKA」です。
「紙化」の特徴
- 二層構造で見た目すっきり
ゴミ袋が外から見えない設計 - 紙ならではの柔軟性
冷蔵庫や洗濯機の隙間など、狭いスペースにフィット
取り出すと元の形に戻る復元性 - 軽量・扱いやすい設計
日常生活になじむシンプルなデザイン
開発の背景
製造工程では、原料がこぼれるなどして年間約80トンもの廃材が発生し、その処理には約700万円のコストがかかっていました。
しかしこの廃材は、耐熱性・耐久性に優れた「高品質な素材」。
「まだ使える素材を無駄にしたくない」という想いから、再活用の取り組みがスタートしました。
長年培った紙加工技術と成形技術を活かし、約4年の開発期間を経て誕生したのが「KAMIKA」です。
商品化による変化
- BtoB中心から一般消費者向けへ展開
- ミュージアムショップなどでも販売開始
- 約300個販売、売上は約100万円規模に
- 廃材処理コスト削減にも貢献
また、これまで見えにくかった製品が“目に見える商品”になったことで、社員のモチベーション向上にもつながっています。
「KAMIKA」に込めた想い
「KAMIKA」という名前には、「さまざまなものを紙へと変えていく」という意味が込められています。
今後はシリーズ展開も視野に入れ、さらなる商品開発を進めていく予定です。
未来への展望
当社、セキネシール工業は、長年培ってきた紙の技術と新たな発想で、課題をチャンスへと転換。
「世界に誇れる特殊機能紙メーカー」を目指し、新たな価値創出に挑み続けています。
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