技術紹介

新しい価値を”紙の技術”で
独自素材のトップランナーを目指します

当社は、紙すきの技術を活かし、産業用途に特化した特殊機能紙を製造しています。
創業当初のオイルシートから、ビーターシート、断熱材、摩擦材などへと領域を広げ、独自の材料開発を進めてきました。
その過程で培った配合ノウハウ、抄紙技術、加工技術を基盤に、紙の可能性を広げる高機能材料の開発に挑戦し続けています。

PAPER

セキネシールの紙の特徴

「紙なのに、ここまでできる」。薄く軽いのに、コシと強靭さがあり、さらに相手面になじむ。金属やフィルムでは代替しづらい、抄造シートならではの領域です。

POINT.01
薄さ0.075mmから抄き分け
POINT.02
軽さ金属より軽量に
POINT.03
コシ組付けで形が崩れない
POINT.04
強靭さ荷重下で横流れしにくい
POINT.05
クッション性相手面に柔軟になじみます
機能紙の断面SEM画像
▲ 電子顕微鏡(SEM)で見た断面。繊維がランダムに絡み合い、その隙間に粉体が入り込む——この構造が、薄さと強さとクッション性を同時に成立させています。
対応厚み0.075mm 〜 3.9mm
抄紙方式長網抄紙機/円網抄紙機
対応原料繊維、無機粉体、合成ゴム 等
複合化鋼板(フラット・フック付き)との圧着・接着による複合シート
加工含浸/表面処理/熱ロール/立体成型/打抜き
対応ロット試作・小ロットから量産まで
※ 詳細な仕様はご相談ください。用途に合わせて配合から設計します。

セキネシールのコア技術

原料配合

特殊繊維、補強材、合成ゴムなどこれまでの経験をデータベース化し、ご要望に合わせて配合を決定します。

抄紙技術

長網抄紙機、円網抄紙機を使用し、薄いシートから厚いシートまで抄紙する事が可能です。(0.075~3.9mm)

表面処理

特殊な方法でシート表面に表面材を定着させる加工です。シートに離型性を付与するなど、様々な表面処理が可能です。

圧着

圧着ロール工程があり、異種材料を1枚のシートにすることができます。(例:フック付き鋼板にシートを押し付けての接合)

接着

接着剤を塗布した鋼板にシートを貼り付ける加工です。異種材料を1枚のシートにすることができます。

熱ロール

高温ロールにシートを通す加工です。シートを高密度にすることができます。

含浸

紙に液体を浸み込ませる加工です。ゼラチンや合成ゴムの含浸に実績があります。

立体成型

シートを立体的に成型する加工です。シートを部品形状に合わせることができます。

リサイクル技術

産業廃棄物として処分していた端材等を回収・粉砕することで、原料として再利用しています。

EQUIPMENT

これらの技術を支える保有設備

上記のコア技術は、すべて自社設備で行っています。抄紙から含浸・表面処理・複合化・打抜きまで、社内で完結する体制です。

  • 抄紙機(長網式・円網式)
  • ロール設備
  • リワインダー設備
  • 圧着設備
  • 含浸設備
  • コーティング設備
  • 塗装設備
  • プレス打ち抜き機
  • 裁断設備
  • 乾式粉砕設備
  • 乾燥設備
  • 排水処理設備
工程を外注に分けないため、不具合が出たときの原因の切り分けが速く、仕様変更にも柔軟に対応できます。試作から量産までを同じ社内でつなげられることが、開発スピードにそのまま効いています。
BLENDING

配合技術

機能は「混ぜ方」で決まります。お客様が求める特性に合わせて、繊維・粉体・バインダーの組み合わせを設計します。

繊維
骨格をつくる

シートの強度・耐熱性・寸法安定性を担う土台。求める特性に応じて繊維を選定します。

粉体
特性を整える

密度・熱伝導・摩擦・難燃などを調整。狙う機能に合わせて種類と量を作り込みます。

バインダー
結合し、機能を付与する

繊維と粉体を結びつけ、シール性・耐油性・耐熱性などを与えます。

これまでの配合実績をデータベース化しています。「耐熱を上げたい」「絶縁と断熱を1枚で」といったご要望から 配合そのものを設計。既製グレードで合わない要求ほど、私たちの出番です。
PROCESS

製造工程

原料を水に分散させ、漉いて、乾かして、仕上げる。この4工程の組み合わせで、厚み・密度・機能を作り分けます。

① 原料調整

繊維・粉体・バインダーを水に分散。配合比がそのまま機能を決めます。

② 抄紙

原料を網の上で漉いてシート状に。ここで厚み・密度が決まり、0.075mm〜3.9mmまで抄き分けられます。

③ 脱水・乾燥

プレスで水分を絞り、多段のドライヤーロールで乾燥。シートとして安定させます。

④ 仕上げ・加工

ロール加工で高密度化。鋼板との複合化、表面処理、打抜きまで対応します。

R&D

研究・開発設備のご紹介

自社に試験設備を積極的に導入しています。「作る」と「測る」が同じ社内にあるため、試作 → 評価 → 改善のサイクルを短期間で回せます。

SEM/EDS

繊維や充填材の分散状態・元素組成を観察

TG/DTA

加熱時の重量変化・熱挙動(強熱減量など)

恒温恒湿槽

温湿度環境下での特性変化を評価

TIMテスター

熱抵抗・熱伝導(断熱/放熱の設計に直結)

  • SEM、EDS
  • TG/DTA
  • 万能試験機
  • 圧縮復元試験機
  • 恒温恒湿槽
  • 輪郭形状測定機
  • TIMテスター
  • 絶縁破壊試験機
  • 表面/体積抵抗測定機
  • 高温電気炉(1500℃まで可)
= 開発の速さ。お客様の判断材料になる数値を、自社で出してご提示できます。仕様が固まっていない構想段階からのご相談も歓迎します。

ご相談の流れ

1

お問い合わせ

まずは、お問い合せフォームより何でもお気軽にお問い合せ下さい。新製品開発・共同開発のご相談から既存品のお問い合せも承っております。

2

既存品の選定、新規配合

お客様のご要望(用途、機能、予算、納期など)に合わせて、当社が考える最適な仕様をご提案致します。

3

ラボ評価

ご要望に合った素材が製造可能かラボ評価を行います。

4

量産機試作

量産機を用いて試作を行います。

5

量産・納品

量産を開始し、お客様へ納入致します。

お気軽にお問い合わせください

製品に関するご質問、お見積りのご依頼など、お気軽にご連絡ください。