防音紙・遮音材とは
防音紙・遮音材は、特殊耐熱繊維やガラス繊維などを抄造した機能紙で、音を吸収・減衰させたり、透過を防いだりする役割を担います。薄く軽く、機器のカバー裏や筐体内に組み込みやすいのが特長です(断熱紙については第1・4記事もあわせてご覧ください)。
遮音・吸音の違いをまず整理

- 遮音:音を跳ね返して透過を防ぐ
- 吸音:音を材料内部で吸収・減衰させる
機器の静粛性対策(NVH)では、遮音と吸音を使い分けます。用途によっては断熱を兼ねる設計も可能です。
機能紙が音対策に使える理由
抄造シートは繊維がランダムに絡んだ多孔質構造をとりやすく、音を吸収・減衰させる働きがあります。配合によっては空気層と繊維が熱の伝わりも抑えるため、吸音と断熱を1枚で兼ねる設計も可能です。
使いどころ

- エンジン・モータ・コンプレッサのカバー裏(防音)
- ダクト・筐体内の吸音
- 静粛性が求められる箇所(必要に応じて断熱も対応)
選定の注意点

耐熱・耐油と両立が必要な場合は、配合や表面処理で対応します。取り付け方法(貼付・挟み込み)や必要な厚み・面密度も併せて検討しましょう。
セキネシール工業の防音紙・遮音材
セキネシール工業は、抄造技術を活かした防音紙・遮音材を開発・製造しています。薄く軽くしたい、必要に応じて断熱も兼ねたい、といった要望に、配合・厚みのカスタムで応えます。