絶縁シートとは
絶縁シートとは、電気を通さない性質を活かして、導電部と導電部の間を電気的に隔てるためのシート状材料です。モータやトランス、電子機器、電池まわりなど、電気を扱うあらゆる機器で使われます。
絶縁シートの主な性能指標

絶縁材料を比較・選定するときに確認する代表的な指標です。用途の電圧・温度・安全要求に対して、これらを満たすグレードを選びます。
耐熱クラスの考え方(E種〜H種)

絶縁材料は許容温度で耐熱クラスに分類されます。目安として、A種105℃、E種120℃、B種130℃、F種155℃、H種180℃。使用温度に対して適切なクラスを選びます。
代表的な絶縁シートの種類

紙系(電気絶縁紙・プレスボード)、フィルム系、複合系などがあります。加工性・耐熱・コストのバランスで使い分けます。機能紙系は打抜き加工性と配合の自由度に強みがあります。
選定時の注意点
- 使用電圧に対する絶縁破壊強度のマージン
- 使用温度に対する耐熱クラス
- 必要な厚み・加工方法
- 難燃・規格要求(UL等)
セキネシール工業の絶縁材
セキネシール工業が取り扱う絶縁紙・絶縁シートは、電気絶縁性が良く加工性に優れ、各種電子材料への採用実績があります。あわせて、耐熱・難燃性を高めた新規開発材料(絶縁破壊強さ14〜29kV/mm、耐熱クラスF種155℃相当、難燃性はUL-94規格参考でV-0相当)の開発も進めており、現在お客様先での評価・採用検討をいただいている段階です。抄造の配合自由度を活かし、耐熱・難燃・加工性のバランスを用途に合わせてカスタムできます。